2012/04/03 11:52:28
早いものでもう4月。
満開の桜はまだ少し先みたいですね。
先日3月30日は、私が初めて持った馬「ガッちゃん」の生前のお誕生日でした。
そんなもんで、前に<つづく>で終わらせたガッちゃんのことを書くことにしました。
ガッちゃんの会有馬時代です。
ガッちゃんの「噛む」「蹴る」の癖は前からあったのか、うちの乗馬倶楽部でついたのかわかりませんが、先生は「ちょっと威嚇したら○○ちゃんが「キャー!」とか言ったので面白がってやり始めたんだ!」と言ってましたが、本当のところはわかりませ~ん。
でも私達の前で、先生が「○○ちゃん」と名指ししたのにはびっくりしましたけど・・・
ガッちゃんは「キャー!」を面白がるほど根は悪い馬ではないんです。
どちらかと言えば孤独が好きで、一人で静かにしているのが好きな馬だったので、逆に「キャー!」を怖がっていたと思います。
いろいろ調べたらお父さんの「アローエクスプレス」も威嚇の癖はあったようでした。
そんなことばっかり受け継いで!
お父さんの丈夫な脚を受け継げば良かったのにね~
世の中上手くいきませんね。
でももし、人間の行為が彼をそうさせてしまったのなら、人間が償わなければ!
なぁんて思ってしまったので、ガッちゃんに対しては、人一倍思い入れが強くなってしまったのでした。
私は噛まれたことはありませんでしたが、他の女性会員Sさんは、一度お腹を噛まれて病院に行ったら、お医者様に「あと少しで内臓でしたよ
」と言われ、夏でもダウンジャケットを着て汗だくで馬装や手入れをしていました。
それ以来、彼女はガッちゃんのことを「怪獣!」と言っていました
ある男性会員Mさんもやはりお腹を噛まれて、何年も温泉まんじゅうぐらいに肉が盛り上がってました
今でもあるかも・・・
蹴り癖もあり、馬繋場で隣の繋ぎ馬に他の馬が入って来ると蹴ろうともしました。
会員さんが蹴られては一番いけないので、後ろ足は蹄鉄をはずされました。
障害のバーに当たっても馬が脚を怪我をしないように巻くプロテクターも、後ろ脚には装着しなくてもいいことになってました。
後ろ足の手入れは、簡単で時間をかけずに済ませていいと言われてました。
幸い蹴られた人はいませんでしたが、噛み噛み攻撃を被った人は、私の知っている限りでは上記の二人でした。
人間でも短所だけという人はいません。
必ず長所もあります。
悪癖の王者ガッちゃんにもとても良いところがありました。
騎乗中はとても従順で忠実!
頭が常に冷静で、絶対キレない!ということでした。
なんだそれだけ~?と思うでしょうが、馬上の人間にとっては馬の冷静さというのは一番重要かも・・・
馬がキレルと爆走するし、馬上の人間を落とそうと思えば、いとも簡単に馬は実行します。
でもガッちゃんは、張っている状態(飛んだり跳ねたりしたがる・・・いわば見た目ロディオ状態)でも、ただ走るスピードが速くなるだけで、尻っ跳ねしたり、人に恐怖を与えるようなことは全然ありませんでした。
手綱を右に引っ張られようが左に引っ張られようが、後ろに引っ張られようが上に引っ張られようが、カリカリしてぶっ飛んでしまうなんてことは皆無でした。
困ったような顔はしていましたがね・・・
まぁ手綱操作に関しては、早い話、口が固かった(鈍感)ということですが、本当に真面目で、もくもくと運動してくれるので、お腹を噛まれた人達も「乗るといいよね~」と、それなりに満足していました。
当時の乗馬倶楽部は、今と違いアットホーム的でした。
20年以上も前ですからね~
のんびりしてましたよ~
リーダー的な人やインストラクターが大学の馬術部出身の人が多かったので、なんか馬術部の延長のような感じで、会員でもあまりお客様扱いされず、習うというより「見て覚えろ!」「技を盗め!」みたいな
実際言われたし・・・・
職人に弟子入りしたわけじゃないし・・・レッスン料払ってるんですが・・・と思いましたがね~
そんな感じだったので、ガッちゃんは会員さんに大怪我を負わせながらも倶楽部を出されずにいられたのだと思います。
噛まれた会員さんも大騒ぎしなかったし。
競技会の成績も良かったですしね。
今だったら、治療費や損害賠償金とか払うんだろうな~と思いますね・・・
「訴えてやる!」なんて言われかねませんからね・・・
しかし服の上から触らせてもらった、温泉まんじゅうぐらいの肉の盛り上がりは本当にすごかったです

<つづく>

『にほんブログ村』↑よろしくデス( *´艸`)
満開の桜はまだ少し先みたいですね。
先日3月30日は、私が初めて持った馬「ガッちゃん」の生前のお誕生日でした。
そんなもんで、前に<つづく>で終わらせたガッちゃんのことを書くことにしました。
ガッちゃんの会有馬時代です。
ガッちゃんの「噛む」「蹴る」の癖は前からあったのか、うちの乗馬倶楽部でついたのかわかりませんが、先生は「ちょっと威嚇したら○○ちゃんが「キャー!」とか言ったので面白がってやり始めたんだ!」と言ってましたが、本当のところはわかりませ~ん。
でも私達の前で、先生が「○○ちゃん」と名指ししたのにはびっくりしましたけど・・・
ガッちゃんは「キャー!」を面白がるほど根は悪い馬ではないんです。
どちらかと言えば孤独が好きで、一人で静かにしているのが好きな馬だったので、逆に「キャー!」を怖がっていたと思います。
いろいろ調べたらお父さんの「アローエクスプレス」も威嚇の癖はあったようでした。
そんなことばっかり受け継いで!
お父さんの丈夫な脚を受け継げば良かったのにね~
世の中上手くいきませんね。
でももし、人間の行為が彼をそうさせてしまったのなら、人間が償わなければ!

私は噛まれたことはありませんでしたが、他の女性会員Sさんは、一度お腹を噛まれて病院に行ったら、お医者様に「あと少しで内臓でしたよ

それ以来、彼女はガッちゃんのことを「怪獣!」と言っていました

ある男性会員Mさんもやはりお腹を噛まれて、何年も温泉まんじゅうぐらいに肉が盛り上がってました

今でもあるかも・・・
蹴り癖もあり、馬繋場で隣の繋ぎ馬に他の馬が入って来ると蹴ろうともしました。
会員さんが蹴られては一番いけないので、後ろ足は蹄鉄をはずされました。
障害のバーに当たっても馬が脚を怪我をしないように巻くプロテクターも、後ろ脚には装着しなくてもいいことになってました。
後ろ足の手入れは、簡単で時間をかけずに済ませていいと言われてました。
幸い蹴られた人はいませんでしたが、噛み噛み攻撃を被った人は、私の知っている限りでは上記の二人でした。
人間でも短所だけという人はいません。
必ず長所もあります。
悪癖の王者ガッちゃんにもとても良いところがありました。
騎乗中はとても従順で忠実!
頭が常に冷静で、絶対キレない!ということでした。
なんだそれだけ~?と思うでしょうが、馬上の人間にとっては馬の冷静さというのは一番重要かも・・・
馬がキレルと爆走するし、馬上の人間を落とそうと思えば、いとも簡単に馬は実行します。
でもガッちゃんは、張っている状態(飛んだり跳ねたりしたがる・・・いわば見た目ロディオ状態)でも、ただ走るスピードが速くなるだけで、尻っ跳ねしたり、人に恐怖を与えるようなことは全然ありませんでした。
手綱を右に引っ張られようが左に引っ張られようが、後ろに引っ張られようが上に引っ張られようが、カリカリしてぶっ飛んでしまうなんてことは皆無でした。
困ったような顔はしていましたがね・・・
まぁ手綱操作に関しては、早い話、口が固かった(鈍感)ということですが、本当に真面目で、もくもくと運動してくれるので、お腹を噛まれた人達も「乗るといいよね~」と、それなりに満足していました。
当時の乗馬倶楽部は、今と違いアットホーム的でした。
20年以上も前ですからね~
のんびりしてましたよ~
リーダー的な人やインストラクターが大学の馬術部出身の人が多かったので、なんか馬術部の延長のような感じで、会員でもあまりお客様扱いされず、習うというより「見て覚えろ!」「技を盗め!」みたいな

実際言われたし・・・・
職人に弟子入りしたわけじゃないし・・・レッスン料払ってるんですが・・・と思いましたがね~
そんな感じだったので、ガッちゃんは会員さんに大怪我を負わせながらも倶楽部を出されずにいられたのだと思います。
噛まれた会員さんも大騒ぎしなかったし。
競技会の成績も良かったですしね。
今だったら、治療費や損害賠償金とか払うんだろうな~と思いますね・・・
「訴えてやる!」なんて言われかねませんからね・・・
しかし服の上から触らせてもらった、温泉まんじゅうぐらいの肉の盛り上がりは本当にすごかったです

<つづく>

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